全米で反人種差別デモが継続
6月 15, 2020 16:41 Asia/Tokyo
アメリカで反人種差別デモが続く中、ニューヨーク、ジョージア州アトランタ、ペンシルベニア州フィラデルフィアの各都市で数万人規模の市民が街頭に繰り出し、警察に対する抗議の声をあげました。
ファールス通信によりますと、アメリカで反人種差別行動が継続する中、一部の都市では市民がプラカードを掲げて、「黒人の命は大事だ」など、最の一連のデモで唱えられているスローガンを強調しました。
米メディアが公開した動画から、ニューヨーク・ブルックリン地区で数万人がこの抗議行動に参加したことが判明しています。
アトランタ市で12日夜、新たに黒人青年が警官によって射殺されたことを受け、同市内では13日以降、警察の弾圧的対応や人種差別的行動に抗議する数千人規模のデモが行なわれています。
13日の抗議デモでは、少なくとも36人が逮捕されました。
またフィラデルフィアでは、数百人が警官によりこれまでに殺害された黒人たちの名前を書いたプラカードを掲げ、米国で人種差別による事件がこれ以上起こらないよう訴えました。
正義を求める世界規模でのデモは、先月25日に黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官に殺害された事件をきっかけに、事件の現場となった米ミネアポリスにて始まり、現在まで継続されています。
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