メキシコが、ベネズエラへのガソリン送付準備が整ったことを発表
(last modified Tue, 16 Jun 2020 09:07:00 GMT )
6月 16, 2020 18:07 Asia/Tokyo
  • メキシコのロペス・オブラドール大統領
    メキシコのロペス・オブラドール大統領

メキシコは、米国の脅迫にもかかわらず、ベネズエラにガソリンを送る用意があると発表しました。

AP通信によりますと、メキシコのロペス・オブラドール大統領は15日月曜、「ベネズエラは我々にガソリンの供給を求めていないが、もし要請があれば、メキシコは自由で独立した国であり、私たち自身で決断する国として、人道上の理由からその要請を受け入れる」と述べました。

さらに、「誰にも他人を抑圧する権利などなく、いかなる覇権主義も他の国を混乱させることはできない」と語りました。

米国の制裁と脅迫にもかかわらず、イランはベネズエラの要請を受け、ジブラルタル海峡から公海に抜けるルートで5隻のガソリン積載タンカーを同国に派遣しました。

これより前に米国政府はイランとベネズエラの間の新たな経済同盟を潰すため、イランのタンカーがベネズエラの海岸に到着するのを妨害するための軍事行動をとる、として脅迫していた中で、イランのタンカーがベネズエラの製油所に停泊しました。

トランプ政権は、イランとベネズエラ間の経済協力を遮断しようと工作しています。

米国はここ数カ月、ベネズエラへの制裁や圧力の行使、また経済的封鎖を工作することで、反米的なアプローチを採るベネズエラの合法政府を転覆させしようとしましたが、失敗に終わっています。

 

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