米トランプ大統領、ドイツ駐留米軍の削減に同意
7月 01, 2020 17:40 Asia/Tokyo
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ドイツ駐留米軍
アメリカ国防総省報道官は、同国トランプ大統領が、ドイツ駐留米軍9500人の削減に同意したことを発表しました。

ロシアのスプートニク通信によりますと、米国防総省のジョナサン・ホフマン報道官は30日火曜、声明の中で、「国防長官と統合参謀本部議長は29日月曜、この計画をトランプ大統領に提出して了解を得た」と述べました。
声明では、この計画はロシアへの抑止力を高めるだけでなく、NATO北大西洋条約機構を強化するとしています。
現在ドイツには3万4000人の米兵が駐留していますが、今回のトランプ大統領による新たな決定が実施されれば、その数は2万5000人に縮小することになります。
トランプ大統領は、2017年の就任当初から繰り返しドイツ政府を批判してきました。
最初にウォールストリートジャーナル紙で報じられた今回のドイツ駐留米兵の削減は、トランプ大統領就任後から暗雲が立ち込めていた米独関係の最新動向となっています。
トランプ大統領は、ドイツに国防費の増額を迫っており、エネルギー分野でロシアと協力していること理由に、ドイツを「ロシア政府の虜」と呼んでいます。
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