ローマ教皇庁が、米国とイスラエルの大使らを召喚
(last modified Thu, 02 Jul 2020 11:59:16 GMT )
7月 02, 2020 20:59 Asia/Tokyo
  • ローマ教会
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ローマ教皇庁が、米国とシオニスト政権イスラエルの大使らを呼び出し、パレスチナ・ヨルダン川西岸の30%の地域の併合計画に抗議しました。

イスラエルのヴェブサイト・タイムズによれば、シオニスト政権によるヨルダン川西岸併合計画に対する世界的な抗議が継続される中、バチカン国務省は、バチカン市国駐在のアメリカとイスラエルの大使らを呼び出し、この併合計画に対する抗議の意を表明しました。

バチカン市国の国務省長官 ピエトロ・パロリン枢機卿は、アメリカイスラエルの大使らに対し、西アジアの状況をより緊迫化させ、平和の実現を困難なものとする可能性に対するローマ教皇やローマ教会の懸念を伝えました。

パロリン枢機卿はまた、和解交渉の継続を求めました。

バチカン市国の国務省長官 ピエトロ・パロリン枢機卿

シオニスト政権は、1日水曜からヨルダン川西岸の約30%を占領する計画の​​実施を予定していましたが、イスラエルのネタニヤフ首相はヨルダン川西岸併合計画は複雑な問題であるとして、この計画が延期される可能性があると発表し、「ヨルダン川西岸地区のシオニスト入植のイスラエル併合のプロセスが複雑であり、多くの政治的および安全上の問題のため、詳細については語ることができない」と語りました。

パレスチナ国民も1日、ヨルダン川西岸地区のイスラエル占領地への併合計画と、米国によるイスラエルに有利な和平計画、いわゆる「世紀の取引」計画を非難する抗議デモを行いました。

性のある一方的な行動に対するローマ教皇とローマ教会の懸念を伝えました。

 

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