アメリカで女性兵士が殺害
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アメリカで女性兵士が殺害
米テキサス州の司法当局は、米国人女性兵士が性的暴行を受けた後、惨殺されたことを明らかにしました。
米ニューヨークタイムズ紙によりますと、テキサス州検察局は、4月から行方不明になっていた同州フォートフッド駐屯の米陸軍女性兵士のヴァネッサ・ギレン(Vanessa Guillen)さんが、同じく兵士のアーロン・ロビンソン(Aaron Robinson)容疑者によって殺害されたと発表しました。
この報道によりますと、ロビンソン容疑者は数日前に拳銃で自殺しています。
ロビンソン容疑者は、ギレンさんの頭をハンマーで数回殴り殺害し、その遺体を大きな箱詰めにして隠したと語っていました。
2020年の米国選挙で民主党の主要候補であるジョー・バイデン氏は3日金曜、談話の中でギレンさんの遺族に哀悼の意を伝えるとともに、「我々は軍隊での性的嫌がらせや性的暴行を終わりにさせ、それを行った者たちを罰しなければならない」と述べました。
ギレンさんの姉妹や友人は、ギレンさんは姿を消す前、性的嫌がらせを受けているが、誰も助けてくれないと言っていた、と語っています。
ペンタゴン米国防総省は、2019年に調査結果を発表しましたが、これによりますと、米国の軍事訓練センターは望ましくない性的暴行が2016年、2017年、および2018年に急激に増加していることがことが分かりました。
ペンタゴンはまた、最新の報告の中で、2019年に米軍内での性的暴行が3%増加したと発表しています。
2019年の米軍内での性的暴行事件は、6236件が報告されています。
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