ボルトン氏、「米国はソレイマーニー司令官の死亡について、国連の質疑に回答する責任はない」
(last modified Wed, 08 Jul 2020 08:11:30 GMT )
7月 08, 2020 17:11 Asia/Tokyo
  • ボルトン氏
    ボルトン氏

元米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)のボルトン氏は、イランイスラム革命防衛隊ソレイマーニー司令官の暗殺の違法性に言及した国連特別報告者の発言に威圧的な口調で対応しました。

ファールス通信によりますと、ボルトン氏は7日火曜夜、ツイッターに投稿し、米軍が無人機でソレイマーニー司令官を暗殺したテロ行為について、アグネス・カラマード国連特別報告者が最近の発言の中で、「国際法違反」としたことに反応し、「米国は国連人権理事会を離脱している。いずれの機関にも回答する責任はない」としました。

カラマード報告者は7日、報告の中で、ソレイマーニー司令官のテロを正当化するアメリカの主張を否定し、米国によるテロ行為は国際法および国連憲章への違反行為である、と指摘しました。

今年1月3日、イラク政府の招待により同国を訪問中だったソレイマーニー司令官とその一行が、イラクの首都バグダッドの空港付近で、米侵略テロ軍による空爆で殉教しました。

米国防総省の発表によりますと、この空爆命令はトランプ米大統領自身が出したということです。

この事件直後、多くの国や組織、団体、勢力が米国によるテロ行為を非難しました。

ソレイマーニー司令官は、西アジア地域のタクフィール派組織やISISを含むテロ組織との戦いで多くの功績を挙げた人物でした。

 

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