8月 05, 2020 18:54 Asia/Tokyo

パキスタン政府は、インドが実行支配するカシミール地方の問題を解決するため、国連安全保障理事会に特別緊急会議の招集を要請しました。

タスニーム通信によりますと、 パキスタンのクレシ外相は5日水曜、安保理に書簡を送り、「インドが実行支配するカシミール地方において、最も基本的な人権がインド軍によって侵害されている。この地方の人々は最も厳しい状況に置かれている」と表明しました。

クレシ外相はこの書簡の中で、「インドは過去のすべての合意を踏みにじり、カシミールの若者の大量虐殺という新しい潮流を引き起こしている」と強く批判しています。

そして、「インドはカシミール地方の人口構成を変更させ、この地方の無辜で無力なイスラム教徒を少数派に変えることを目指している。安全保障理事会はこの問題に直ちに対処しなければならない」と呼びかけました。

インドが実行支配するシミール地方で自治が廃止されてから、5日で丸1年を迎えます。

1年前、インド政府は同国の実行支配下にあるカシミール地域の自治を廃止して、カシミール地方の人々の生活を厳しくし、この地方に移住したヒンドゥー教徒による土地の売買を可能にする法を整備しました。

カシミール地方の人々は、この地方の帰属を決定するための国民投票の実施に関する国連安保理決議の実施を求めていますが、インド政府はその実施に反対しています。

 

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