核合意離脱の米国、合意違反を理由にイランを提訴
8月 19, 2020 20:03 Asia/Tokyo
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ポンペオ国務長官
イラン核合意に違反した形で合意を一方的に離脱したアメリカのポンペオ国務長官が、今度はイランが合意に違反したとして国連安保理に提訴するとの考えを示しました。
IRIB通信によりますと、アメリカは、法的な妄想に基づく行動を展開する中で、自ら2年前にイラン核合意を離脱しておきながら、合意への違反を理由に20日木曜、国連安保理議長に対イラン訴状を提出する予定です。
アメリカは安保理で対イラン武器禁輸制裁延長決議案を採択に持ち込むことに失敗しており、今度は国連による対イラン制裁を元に戻すことを可能とする紛争解決メカニズムの発動を狙っています。
アメリカが提出した対イラン武器禁輸制裁延長決議案は、今月14日に安保理で票決が行われ、棄権票11、賛成票2(アメリカとドミニカ共和国)、反対票2(ロシアと中国)で否決されました。
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