アメリカン航空、１５都市への運航を停止へ

8月 22, 2020 17:47 Asia/Tokyo

米アメリカン航空は、新型コロナ感染拡大の影響により、米国各地の１５の小都市への運航を１０月から停止すると発表しました。

CNNがニューヨークから報じたところによりますと、今回の発表は新型コロナウイルス感染拡大に伴う旅行業界への悪影響が続く中、業務を縮小する意図があるとみられています。

アメリカン航空は「１０月７日から１１月３日」まで運航を取りやめる予定だと述べる一方、その後再開する保証はないとも明言しており、「引き続き路線を精査し、追加のスケジュール変更を向こう数週間で行う計画」だと説明しました。

上記の１５都市の人口は、少ないところでデルリオやウィリアムズポートなど３万人ほどですが、多いところでは周辺の都市圏を含めたカラマズーの５０万人となっています。

アメリカン航空はすでに従業員２万５０００人に通知を出し、１０月１日付で一時帰休させる可能性があることを伝えたということです。

小都市の空港は感染拡大による経済の落ち込みでとりわけ大きな打撃を受けていますが、航空会社が運航を完全に取りやめる事態となれば、感染が終息してもなお経営状況の回復には大きな困難が伴いそうです。

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