国連が、イエメンとアフリカ3ヶ国の飢餓状況に強い懸念
9月 06, 2020 17:52 Asia/Tokyo
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グテーレス事務総長
国連のグテーレス事務総長が、イエメンとアフリカ3カ国での飢餓の発生や食糧難について警告を発しました。
トルコのアナトリア通信によりますと、グテーレス事務総長は、「イエメン、コンゴ民主共和国、南スーダン、ナイジェリア北東部は、大規模な食糧難に遭遇している」としました。
また、この4カ国への支援のための予算不足を批判すると共に、これらの国の問題解決に向けた早急な措置を強調しました。
これと同時に、国際NGOオックスファムも報告の中、「今年中、イエメンの人々の多くが飢餓により死亡する可能性がある」としています。
サウジアラビアは、2015年3月からアメリカの支持を得て、アラブ首長国連邦など複数のアラブ諸国と共にイエメンを攻撃し、全面的に封鎖しています。
この攻撃により、1万6000人以上のイエメン人が死亡、数万人が負傷し、また数百万人が難民となっています。
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