米国のコロナ感染者数「峠を越すには程遠い」 ファウチ所長がトランプ氏の発言を否定
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米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は11日金曜、国内の新型コロナウイルス感染者数について、「峠を越す」状況には程遠いとの認識を示しました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
9月 12, 2020 14:31 Asia/Tokyo
  • 米国の新型コロナウイルス感染状況
    米国の新型コロナウイルス感染状況

米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は11日金曜、国内の新型コロナウイルス感染者数について、「峠を越す」状況には程遠いとの認識を示しました。

CNNによりますと、 トランプ大統領は前日、国内の感染は「峠を越しつつある」と発言していました。

ホワイトハウスの公式フェイスブックページによると、トランプ氏は10日、米国は新型ウイルスに「本当に良く」対応してきたと主張し、「我々は峠を越しつつあるし、ワクチンの実用化もすぐ先だと思うが、ワクチンや治療薬の議論は抜きにしても、峠を越しつつあると言える」と述べました。

これに対し、ファウチ氏はMSNBCテレビのインタビューで、大統領の発言には同意できないと表明し、国内の感染状況について「感染者は1日約4万人で横ばいが続いている。死者数も1000人程度に上る」と指摘しました。

ファウチ氏はさらに、一部地域では検査での陽性率が上昇しつつあると説明しており、ここにきて気温が下がっているため、人々が屋内で過ごす時間が増えつつあると指摘し、「呼吸器系ウイルスの対策にとって良い状況ではない」との認識を示しています。

米国ではこのところ、研究者やホワイトハウス対策チームのメンバーが新型コロナに関する大統領の主張に公然と異を唱えるケースが相次いでいます。

ファウチ氏は今回、米国は来年末までコロナ前の生活に戻れない可能性があるとも指摘しました。そして、年末年始にはワクチンが入手可能になる見込みだとしつつ、供給体制が整備され、国民の過半数が接種を受けられるようになるのは、来年半ばもしくは来年末だろうとの見通しを示してました。

ジョンズ・ホプキンズ大によると、米国ではこれまでに640万人を超える感染者が報告され、死者数も少なくとも19万2663人に上っています。

 

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