イギリスが、欧州人権条約の根幹からの脱却を計画
9月 14, 2020 16:01 Asia/Tokyo
イギリス政府が、国内からの難民追放を促進するため、欧州人権条約の根幹から脱却しようとしています。
13日日曜発行の英紙サンデー・テレグラフ によりますと、脱却計画としてはまた、英兵士に対する告訴の阻止も挙げられています。
記事では、ジョンソン英首相の顧問らはこの計画を検討中としています。イギリス政府の計画は、EU離脱協議で議題に上る予定です。
ロバート・バックランド法相兼大法官はこれについて、オンラインラジオ局・タイムズのインタビューで、「イギリス人権法はすでに20年以上を経ており、詳細に見直されるべきだ」とし、また「政府は、この問題を適切な形で実行に移す道を探っている」と続けました。
イギリス人権法は、欧州人権条約の規定をほぼそのまま国内法の体系に取り込むかたちで、1998年に制定されました。
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