米元政府高官、「トランプ氏の失敗が、バイデン氏に核合意復帰を促した」
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フランク・フォン・ヒッペル氏
米ホワイトハウス化学技術事務所国際安全保障部長の元補佐官が、「米国がイランより優位に立つことに失敗した後の現在、次期大統領は核合意復帰を考えている」と述べました。
タスニーム通信によりますと、米プリンストン大学公共国際問題学部科学・国際安全保障プログラム名誉教授で、ホワイトハウス化学技術事務所国際安全保障部長の補佐も務めた著名な核物理学者、フランク・フォン・ヒッペル氏は、あるインタビューにおいて「トランプ大統領が核合意に対し取った立場は、核合意は悪い合意であり、この合意で前政権は、トランプ政権がイランに対しより優位に立てるよう厳しい対イラン制裁に向けたさらなる措置を取るべきだった、というものだった。しかし彼はこの方法で結果を出せなかった」と述べました。
続けて、イランに対するトランプ大統領の政策が失敗したことに言及し、「次期バイデン政権は、核合意の基本内容に戻りたいと考えているように見える。もしその通りならば、その時イランは勝者となり、この問題をイラン国家の力の表れと評価することができる」としました。
そして、予測されるこれからの対イラン政策について、「バイデン政権は核合意に復帰する場合でも、トランプ政権の措置によるイランの経済的損失を購いたいとは思わないだろう」と指摘しました。
一方、イラン政府関係者らは、アメリカが核合意復帰を希望する場合、イラン国民にもたらした損失を補填すべきだと表明しています。
2018年5月8日、トランプ大統領は核合意にあるアメリカ政府の責務をないがしろにして一方的にこの国際協定から離脱し、さらに核関連の制裁の再発動を発表して、イランの人々への違法な圧力行使により自身の目的を達成しようとしました。
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