国連事務総長、「現代の奴隷制の犠牲者は世界で4000万人以上」
12月 02, 2020 20:07 Asia/Tokyo
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国連のアントニオ・グテーレス事務総長
国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、世界中で4000万人以上が現代的な形態での奴隷制にさらされていると発表しました。
グテーレス事務総長は、国連のホームページに掲載されたメッセージにおいて、この4000万人以上のうち「女性と女児が71%を占めている」と指摘し、今日の奴隷制度は、児童労働、家庭内奴隷の他、搾取を目的とした人身売買、強制結婚や、武力紛争下での子どもの強制徴用、借金地獄、強制労働の形で表れているとしました。
同氏はまた、貧困層や社会的に疎外されたグループ、特に人種・民族的マイノリティ、先住民族、移民は現代の奴隷制の最も脆弱な存在だと指摘しました。
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