イギリスで、破産と貧困の襲来に警告
12月 02, 2020 20:28 Asia/Tokyo
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イギリスで、破産と貧困
イギリス国家統計局が報告において、この先数か月の間に起きる破産の襲来と、それが企業や職業にもたらす脅威について警告しました。
IRIB通信によりますと、イギリス国家統計局は報告の中で、国内の職業の3分の2が、新型コロナウイルス、EU離脱による情勢不安、国際競争力のなさなどの理由で、倒産の危機に瀕しているとしました。
このような中、英ガーディアン紙はイギリスの倒産業務に関わる当局者の話として、同国で50万以上の企業が新型コロナウイルス感染拡大のために「非常事態」に直面しているとしました。
イギリス予算責任局の予測によれば、同国の今年の政府負債は3940億ポンドに達し、非戦時下の年間負債の最高額を記録しました。
ガーディアン紙のウェブサイトは、ロンドンに拠点を置くシンクタンク・レガタム研究所の世論調査データに基づいた記事の中で、「イギリスでの新型コロナウイルス感染拡大は、国内の貧困者を1500万人以上に押し上げた」としています。
この数字は、イギリス総人口の23%にあたります。
この記事ではまた、今年に入ってからイギリスの貧困者数は70万人以上増えており、このうち12万人は未成年だとしています。
最新の統計によれば、イギリス国内の新型コロナウイルス感染者数は163万人以上に達しており、このうち5万8000人以上がこれまでに亡くなっています。
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