南米で皆既日食
12月 15, 2020 18:32 Asia/Tokyo
南米チリとアルゼンチンの南部にまたがるパタゴニア地域で14日月曜、月が太陽の前に重なり太陽光を完全に遮断する「皆既日食」が約2分間にわたり観測されました。
15日火曜のフランス通信によりますと、チリでは大雨のため皆既日食が見られない恐れもありましたが、直前になって雲が分かれたため部分的な観測ができました。
アルゼンチンでは、ビラエルチョコンとピエドラデルアギラの間にある地域に、住民や外国人観光客ら数千人が集結しました。皆既日食は現地時間の午後1時(日本時間15日午前1時)に観測されました。
チリ当局は、新型コロナウイルスの流行が続く中、皆既日食の観測で大勢の人が集まることを懸念し、該当地域では、日食の前後1日の移動を規制するなどの厳格な措置が発表されました。
映像はチリ・プコンとアルゼンチン・ネウケン州で14日に撮影されたものです。
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