ロシア外相、「欧州諸国も米ドル依存からの脱却を思案」
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ロシアのラブロフ外相は、「米国の制裁リストに列挙された諸国に加えて、ヨーロッパ諸国を含む他の諸国も、米ドルへの依存度を軽減しようと計画している」と述べました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
12月 26, 2020 18:11 Asia/Tokyo
  • ロシアのラブロフ外相
    ロシアのラブロフ外相

ロシアのラブロフ外相は、「米国の制裁リストに列挙された諸国に加えて、ヨーロッパ諸国を含む他の諸国も、米ドルへの依存度を軽減しようと計画している」と述べました。

ロシア・スプートニク通信によりますと、ラブロフ外相は、「米国が制裁を課している国のみならず、ヨーロッパ諸国も、米国によるドルの悪用を理由にドルへの依存から脱却する機会を探している」と述べました。

また、「貿易勘定の決済及び投資の際に、自国通貨に基づいたメカニズムの方が信頼できるという気持ちをますます強めているのは、ロシア、中国、イラン、およびSCO上海協力機構の加盟国だけではない」と語りました。

さらに、「ヨーロッパはすでにドルへの依存からのあらゆる脱却方法を考えている」と強調しました。

トルコのエルドアン大統領も、「イスラム諸国は、貿易取引におけるドルへの依存を減らすべきである」と述べています。

トランプ米大統領の一方的な政策や行動、および米国とEU欧州連合間の経済的意見対立の激化は、ほとんどの欧州諸国からの否定的な反応に直面しています。

 

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