WHO事務局長が、富裕国に対しコロナワクチン確保を自制するよう要請
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WHO世界保健機関のテドロス・アダノム事務局長
WHO世界保健機関のテドロス・アダノム事務局長は8日金曜、経済的に豊かな国々に対し、新型コロナウイルスワクチンを早急に入手しようとして製薬会社と直接取引することはやめるよう強く要請しました。
イルナー通信は9日土曜、WHOのテドロス・アダノム事務局長が、「最初の段階から富裕国が複数のワクチンの大多数を買い占めており、さほど富裕ではない諸国がワクチンを入手することができず、このままではワクチン価格が高騰する可能性がある」と指摘したと報じました。
アダノム事務局長は表明の中で、必要量を上回るワクチンを確保した国々に対し、超過分を手放してワクチンの確実で公正な分配を目指す国際プログラム「COVAXファシリティ」に提供するよう求めました。
さらに、これについて例外になる国はなく、いかなる国も、ワクチンの供給を受けていない国がある中で、順番を待たずに自国の全国民に対するワクチン接種を実施すべきではないとしました。
そして、過去数日間に世界各地で死亡者数が増加していることについて、「行動指針に従わなければこの致命的なウイルスに感染拡大の機会を与えることになる」と警告しました。
また、以前に公表したクリスマスのビデオメッセージの中でも、全世界の市民に対し、新型コロナウイルス感染症がパンデミックとなっている期間は、健康プロトコルの原則への順守を継続するよう呼びかけ、この病気を制御するためにこれまでに払われた犠牲を無駄にしないよう警告しました。
リアルタイムで新型コロナウイルスの感染状況を発表するWordMetersのWebサイトによりますと、これまでに世界中で8943万7000人以上の人々が新型コロナウイルス感染症に感染しており、そのうち192万3000人以上が死亡しています。
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