スペインで、大雪により3人死亡
1月 10, 2021 19:03 Asia/Tokyo
スペインではこのところの大雪の影響で10日日曜までに、3人が死亡し、全国的に混乱が発生しています
AFP通信が10日に伝えたところによりますと、スペインでは8日、首都マドリードが1971年以来の大雪に見舞われました。スペイン気象庁は「例外的で、恐らく歴史的な」状況だとし、全国50県中36県が雪への警戒宣言を出しました。
7日朝に雪が降り始める前、ピレネー山脈中部のスキー場では6日に気温が氷点下34.1度と、非公式ながら史上最低を記録していました。
マドリード北西のサルサレホでは、雪の吹きだまりの下から男性1人の遺体が発見され、地中海沿岸マラガ近郊のミハスでも、増水した川を渡ろうとした2人が死亡しています。
36時間にわたる混乱の後、降雪地域は9日遅くにスペイン中部から北東に移り始めました。
フェルナンド・グランデマルラスカ内相は記者会見で、暴風雪に巻き込まれ道路で立ち往生していた車のドライバー約2500人が、緊急対応サービスや軍の除雪車の作業のおかげで9日遅くまでに全員救出されたと語りました。
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