米副大統領、トランプ氏が「より不安定になる」場合は罷免に賛同
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マイク・ペンス米副大統領が合衆国憲法修正第25条適用の可能性を検討していることが明らかになりました。
(last modified 2026-03-02T10:12:05+00:00 )
1月 10, 2021 15:48 Asia/Tokyo
  • マイク・ペンス米副大統領
    マイク・ペンス米副大統領

マイク・ペンス米副大統領が合衆国憲法修正第25条適用の可能性を検討していることが明らかになりました。

ペンス副大統領の関係者による証言をもとに米CNNテレビが報じたところによりますと、仮に第25条が適用されれば、現職のドナルド・トランプ大統領は罷免され、副大統領が代行として大統領職に就任することになります。

CNNテレビの消息筋は、ペンス副大統領が仮にトランプ大統領が「より不安定になる」場合に備え、合衆国憲法修正第25条を適用する策を残してきたとしています。ペンス副大統領は、今週に入ってこの可能性を具体的に検討し始めたと見られます。

第25条は、大統領が病気や死亡により職務を遂行できない場合、大統領の承継を取り扱い、副大統領が欠員の場合にそれを埋める方法を定めています。この条文を適用するには、副大統領に加え、閣僚の過半数から支持を得る必要があります。合衆国憲法修正第25条は、当時のジョン・F・ケネディ大統領が暗殺された後に制定されました。

第25条は、仮に現職の大統領が健全であったとしても、辞職を望まない際に適用することが原則的に可能となっています。

先にトランプ大統領は5日のツイートで、ペンス副大統領が選挙人による投票結果に影響を行使できるとの考えを示していました。これに対し、ペンス副大統領は投票結果の承認を停止する権力があるとは考えていないことを大統領に伝えたといいます。

トランプ大統領は、今月20日に予定されているジョー・バイデン氏の大統領就任式に参加しない意向を示していますが、ペンス副大統領は次期大統領からの招待を受け、これを承諾したということです。

就任式に参加しない大統領として、トランプ氏はジョン・アダムズ第2代大統領、ジョン・クィンシー・アダムズ第6代大統領、アンドリュー・ジョンソン第17第大統領に次いで史上4人目の大統領となります。

バイデン次期大統領は、トランプ氏不参加の意向に対し、同氏を「世界の恥」であるとして、不参加が良い出来事だと述べています。

アメリカでは6日、トランプ支持者らが連邦議会を襲撃し、建物を数時間にわたり占拠しました。

この襲撃事件で、警官1人を含む少なくとも5人が死亡しました。同日に上下院の合同議会で当選を認定されたバイデン氏は、この日を「米国史上で最も暗い日」と形容しました。

 

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