セルビア市民が、米製よりロシア製のコロナワクチンを希望
1月 20, 2021 15:32 Asia/Tokyo
セルビア保健省が、「わが国の国民は、アメリカ製よりもロシア製のコロナワクチンの方を望んでいる」と表明しました。
ロシア・ノーボスチ通信によりますと、セルビア保健省は同国民の多くがコロナワクチン接種申請の際、ロシア製のワクチン・スプートニク5を希望する、と表明しています。
この報道ではまた、現在ワクチン接種志願者全体のうち28%が米ファイザー社製のワクチンを、また40%以上がスプートニク5を選んでいる、としています。
セルビアでの大規模なコロナワクチン接種キャンペーンは、今月6日より開始されており、ロシア製ワクチン・スプートニク5は、セルビア国内でのさらなる臨床試験の必要なしに同国保健省の認可を受けています。
ロシア・モスクワ駐在のパスクアーレ・テラッチアーノ・イタリア大使も、「自分は、スプートニク5によるワクチン接種を受けたが、その後何の副反応も出ていない」と語りました。
同時に、「世界でこのような困難な事態が生じている状況下で、一部の国がワクチン問題を政治化しようとしていることは、誠に遺憾である」と述べています。
ロシア保健省は、ファイザー社製ワクチンなど、ロシア連邦内で政府に登録されていないワクチンの輸入や、民間のクリニックでのその使用を禁じています。
ファイザー社製ワクチンはこれまでに、ヨーロッパ各国で接種後の多数の死亡例が報告されています。
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