中国外相、対北朝鮮国連安保理決議の採択に同意
1月 28, 2016 22:22 Asia/Tokyo
中国外相が、北朝鮮に対する国連安保理決議の採択に同意するとしました。
中国・新華社通信によりますと、中国の王毅外務大臣は27日水曜、中国・北京で行われた記者会見で、「国連安保理は水爆実験の発表を理由に北朝鮮に対する決議を採択すべきだ」と語りました。
王外務大臣はまた、「安保理決議は、北朝鮮が協議に戻らざるを得ない形で作成されるべきであり、朝鮮半島の緊張を高める要因となってはならない」と述べました。
さらに、中国は、アメリカなどのあらゆる方面と、北朝鮮に関する協議を続けていくとしました。
王大臣は、北朝鮮に対する国連安保理の決議の採択は、問題の終了とみなすべきではなく、協議再開の基盤となるべきだとしました。
韓国、アメリカなどの数カ国の首脳は、最近北朝鮮が行ったと発表した水爆実験に反応し、この国に対する追加制裁の行使を求めています。
北朝鮮は最近、水爆実験に成功したと発表しました。