4月 30, 2016 18:59 Asia/Tokyo
  • アメリカと韓国による防衛協議が継続

アメリカ大統領府のアーネスト報道官が、高高度防衛ミサイル・THAADの韓国配備に向けた協議を継続することを明らかにしました。

ロイター通信によりますと、アーネスト報道官は29日金曜、THAADの韓国配備に向けた韓国との協議が継続されているとし、「このミサイル防衛システムを配備する目的は、北朝鮮による脅威への対抗である」と語っています。

また、ロシアと中国がアメリカによるこの措置に反対していることに触れ、「このミサイル防衛システムは、北朝鮮以外の国にとっての脅威にはならない」と述べました。

アメリカと韓国は、今年の1月6日に北朝鮮が4回目の核実験を行った後、韓国へのTHAADの配備に関する協議を開始しました。

こうした中、中国の王毅外務大臣とロシアのラブロフ外務大臣は29日、共同記者会見し、このようなミサイル防衛システムの配備は、ロシアと中国の戦略的な安全保障に直接影響するだろう、との見解を表明しています。

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