米住宅地に、エンジントラブルを起こした旅客機の巨大部品が落下
2月 21, 2021 19:40 Asia/Tokyo
米コロラド州デンバーで、同国ユナイテッド航空の旅客機のエンジンが離陸直後に炎上し、その多数の大型部品が住宅地に落下しました。
フランス通信が21日日曜、報じたところによりますと、米コロラド州デンバーで20日土曜、ユナイテッド航空の旅客機のエンジンが離陸直後に燃え、その多数の大型部品が住宅地に落下しました。
ユナイテッド航空はツイッターで、「デンバー発ハワイ・ホノルル行きのUA328便が離陸直後にエンジントラブルに見舞われた。万が一に備えて緊急部隊が空港に待機し、同便は無事にデンバーに引き返した。乗客乗員に負傷者は報告されていない」と表明しています。
ツイッターに投稿された動画では、事故機がエンジントラブルを起こした後に着陸する様子が映っており、また機内から撮影された動画では、荒涼とした平野上空を飛行するボーイング777-200型機の右翼側のエンジンが、カバーが完全になくなった状態で、燃えながらぐらついている様子が明らかになっています。
一方、デンバー近郊ブルームフィールドにある住宅地では、庭に落下した巨大な環状の金属片など、機体の大きな部品が多数確認されています。
落下した環状の金属片を目の当たりにしたというカービー・クレメンツさんはCNNに対し、「なかなかすごかった。(金属片は)私のトラックの屋根にちょうど落ちた。別の部品が隣の住宅の屋根に落下し、1.5メートルの穴ができた」とコメントしました。
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