WHO主任科学者、「世界人口の1割にコロナ抗体有も、集団免疫獲得の切り札はワクチン接種」
(last modified Mon, 01 Mar 2021 11:03:17 GMT )
3月 01, 2021 20:03 Asia/Tokyo
  • WHO世界保健機関
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WHO世界保健機関のソミヤ・スワミナサン主任科学者が、「少なくとも世界人口の1割に新型コロナウイルスの抗体が形成されているが、集団免疫の獲得の切り札はワクチン接種だ」としました。

WHOは世界の500近くの主要都市での感染の中心地に関する研究を分析しています。

その調査結果を総合すると、抗体を獲得した人の数は世界人口の1割以上に上るとされ、都市によっては人口の5割から6割が抗体を獲得している事例も存在します。

しかし、それは集団免疫の獲得を意味せず、抗体保有率が高い都市に暮らしている人でも、別の都市に移動することで感染リスクにさらされる、ということです。

このことから、スワミナサン氏は28日日曜、集団免疫獲得への道程はまだ遠く、「ワクチン接種こそが世界規模での集団免疫の獲得の唯一の手段はワクチン接種に尽きる」と強調しています。

 

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