米で、連邦議会再襲撃に備え州兵5000人が出動態勢
3月 03, 2021 18:03 Asia/Tokyo
アメリカで、トランプ前大統領支持者らが4日木曜に再び議会を襲撃するとの同国関係者の懸念の高まりにより、州兵5000人が首都ワシントンDCで出動態勢を整えています。
英紙デイリーメールによりますと、極右が提唱する根拠のない陰謀論「Qアノン」を信じる人々のグループがトランプ氏の米大統領返り咲きの日になると主張している今月4日を明日に控え、アメリカの州兵5000人は首都ワシントンDCの連邦議会付近にて、1月6日に起きたトランプ支持者らによる議会襲撃の再発を防ぐためにいつでも出動できる準備を整えています。
Qアノン信奉者グループは、政府、市場、マスコミにもぐりこんだ性的児童虐待を行う悪魔崇拝主義のエリートらとトランプ氏が戦っていると強調しています。
この陰謀論の信奉者らはさらに、トランプ氏の戦いの最後は最終決算の日となり、ヒラリー・クリントン氏のような人物らが逮捕・処刑されると考えています。
アメリカでは1月6日、「米大統領選挙が盗まれた」というトランプ氏の主張を受けて支持者らが議会を襲撃する事件が起こりました。
議会はこの日、各州の選挙人票の集計とバイデン氏勝利の認定作業を行っている最中でしたが、敗北を受け入れる用意のなかったトランプ氏は、選挙における不正という虚偽の主張を繰り返し、自身の支持者らを議会襲撃に向けて扇動しました。
この襲撃事件では少なくとも6人が死亡し、多数の負傷者も出ました。
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