全米で反人種主義デモが実施
3月 10, 2021 03:35 Asia/Tokyo
昨年5月に米ミネソタ州で黒人市民ジョージ・フロイドさんを殺害した白人の元警官デレック・チョービン被告に対する裁判と同時に、全米で反人種主義デモが実施されました。
IRIB通信によりますと、アメリカ市民は昨年ミネソタ州ミネアポリスで発生したフロイドさん殺害の罪に問われているデレック・チョービン被告の裁判開廷と同時に、全米各都市で街頭に繰り出し、公正な裁判を求めています。
昨年5月25日、ミネアポリス在住の黒人市民ジョージ・フロイドさんが、当時警官だったデレック・チョービン被告に惨殺されました。
チョービン被告は膝でフロイドさんの首を9分間にわたって押さえつけ、フロイドさんを窒息死させましたが、それでも第2級殺人罪の扱いに留まっています。
チョービン被告に対する裁判は、8日月曜に開廷される予定でしたが、9日火曜に延期されていました。
アメリカでは毎年、1200人近くが警察官により殺害されていると推定されていますが、これらの事例のうちおよそ99%は、加害者である警察官が全く罪に問われていないのが現状です。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj