米国務長官が、イラクの子どもたちの死を支持した元長官を称賛し物議を醸す
(last modified Sun, 28 Mar 2021 11:11:22 GMT )
3月 28, 2021 20:11 Asia/Tokyo

アメリカのブリンケン国務長官が、米制裁によるイラクの子どもたちの死を支持したマデレーン・オルブライト元国務長官を称賛したことで、物議を醸しました。

ブリンケン国務長官は26日金曜、自身のツイッターのメッセージで、第64代米国務長官を務めたオルブライト氏を称賛し、「米国連大使、その後米国初の女性国務長官として、彼女がその外交経歴において熟練と頑強さを示したことにより、米国は世界でより強く尊敬される国となった」としました。

そして、オルブライト元国務長官を、「勇敢な女性」かつ「大半の米外交官」の見本だとしました。

ツイッターにおけるブリンケン国務長官のオルブライト氏称賛は物議を醸し、同SNSの利用者らはこの投稿の返答に、イラクの子どもたちの死を支持するオルブライト氏のクリップ動画を投稿しました。

オーストラリアのフリージャーナリスト、ケイトリン・ジョンストン(Caitlin Johnstone)氏は、このブリンケン国務長官の発言への反応として、「あなた自身、そして以前に国務長官を務めたオルブライト氏とポンペオ氏が皆でそろって、米国が言葉通りに精神病患者のみを国務長官に選んでいることを証明して見せた」と記しました。

オルブライト氏は国連大使を務めていた1996年、米CBSとの1時間にわたるインタビューにおいて、米政府の制裁の結果としてイラクの子どもたちが死亡したことを支持していました。

 

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