チリで、有害藻類の増殖によりサケが大量死、被害は4200トン
4月 12, 2021 17:27 Asia/Tokyo
チリ水産庁が、有害な藻類が増殖する「有害藻類ブルーム」で、サケ4200トン以上が死んだことを明らかにしました。
チリは世界でノルウェーに次ぐサケ養殖生産量を誇り、世界の約26%を占めています。
有害藻類ブルーム発生した場合、有害な藻類が大量に酸素を消費するため、水中の酸素が欠乏して魚介類の大量死を引き起こすケースがあり、チリでは2016年にもこの現象により数千トンのサケが死んだ経歴があります。
フランス通信が12日月曜、チリ水産庁の今月8日の発表として報じたところによりますと、今回の有害藻類ブルームでは、4200トン以上のサケが死に、これまでにその死骸の70%が除去されたほか、南部の養殖場18か所前後が影響を受け、3種類の有害藻類が確認されていまし。
有害藻類ブルームの原因について、国際環境NGOグリーンピースはサケ養殖による汚染、養殖業界は気候変動だと主張しています。
グリーンピースのマウリシオ・セバージョス広報担当は、「サケ養殖で生じた汚染の影響が、今回のような危機につながることは否定できない」とし、「狭い湾や循環がほとんどない環境で、サケ養殖から生じたアンモニウムと尿素が有害藻類ブルームを深刻化させる可能性があることを示す証拠がある」とコメントしています。
添付の動画は、チリ南部ロスラゴス州のサケ養殖場で今月9日に撮影されたものです。
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