米テキサス州ダラスで、黒人青年殺害に対する抗議デモ実施
4月 15, 2021 18:30 Asia/Tokyo
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米テキサス州ダラスでの抗議デモ
米テキサス州ダラスの市民らが、警官による黒人青年の殺害に抗議するデモを行いました。
IRIB通信によりますと、「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切)」運動の支持者らはダラスでデモを行い、ミネソタ州ミネアポリスで警察に撃たれて死亡した20歳の黒人青年ダンテ・ライトさんの事件に抗議して、プラカードを掲げてスローガンを唱え、黒人に対する警察の人種主義的暴力を非難しました。
抗議者らは、「黒人の命は大切」「正義と平和は存在しない」と書かれたプラカードを持ち、正義の確立を求めて、「黒人の命は大切だ。狙いを定めた暴力を終わらせろ」とスローガンを唱えました。
今月11日、ミネソタ州ブルックリンセンター市警察に26年勤務する女性警官のキンバリー・ポッター容疑者が、ライトさんの胸を狙って拳銃を発射し、負傷したライトさんはその後死亡しました。
ブルックリンセンターのエリオット市長は、この事件とその後の抗議デモを受けて、市警察のティム・ガノン署長が辞任したことを明らかにしました。
ミネアポリスではこの数か月、抗議活動の実施が非常に増えています。同市では現在、黒人男性ジョージ・フロイドさんを昨年殺害した元警官の裁判も開廷中です。
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