IOCが、東京・北京五輪での選手の抗議行動禁止を決定
(last modified Thu, 22 Apr 2021 13:49:46 GMT )
4月 22, 2021 22:49 Asia/Tokyo
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IOC国際オリンピック委員会が21日、IOC選手委員会からの提言を踏まえ、東京五輪と北京冬季五輪では選手による表彰式や会場での抗議行動を禁止することを発表しました。

フランス通信によりますと、3547人のアスリートを対象に行われた調査の結果、3分の2以上が表彰式や会場、公式セレモニーの場で「個人の意見を示したり表現したりすることは適切でない」と答えたということです。

今回の提言に先立っては、五輪会場における「デモンストレーション、あるいは政治的、宗教的、人種的なプロパガンダ」を禁止する五輪憲章第50条を緩和すべきだという声が上がっていました。

これにより、1968年メキシコ五輪で米陸上選手のジョン・カーロス氏とトミー・スミス氏が表彰台で行った、拳を高く掲げ黒人差別に抗議する「ブラックパワー・サリュート」のような行為は制裁の対象となる可能性があります。ただ、処分の内容などはまだ決まっていません。

 

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