米国防総省、「米兵が指向性エネルギー攻撃にさらされている」
4月 25, 2021 20:25 Asia/Tokyo
アメリカ国防総省が、「米軍の兵士は、ロシアや中国から行われる指向性エネルギーを用いた攻撃にさらされている」と主張しました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、アメリカ国防総省は今週、連邦議会に宛てた報告で、「米軍の兵士は世界中で、電波や指向性エネルギーを用いて行われる攻撃の激化に直面している」と主張しました。
米下院軍事委員会のメンバーもこの報告に巻き込んだ、同省と関係の深い2つの筋の主張によれば、米軍兵士は世界のほかの地域に比べ、シリア、アフガニスタン、南米諸国で、よりこのような脅威にさらされており、特にCENTCOMアメリカ中央軍の司令本部について深刻な状況と評価されたということです。
この筋はまた、「ロシアはこうした攻撃の疑いのある国の1つであるが、同国ではこのような攻撃技術はおそらく開発されておらず、中国も同程度に疑わしい」と主張しています。
アメリカ国防総省は昨年、米兵の多くがこのような攻撃にさらされていると主張した後、これに関する調査を開始しました。
このような攻撃は、2016年に在キューバ米国大使館で報告された、職員の慢性的頭痛や聴覚の問題などの原因不明の体調不良と似ているとされています。
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