高麗航空の平壌-バンコク路線の運航停止
May 04, 2016 22:27 Asia/Tokyo
北朝鮮に対する制裁が強化される中、同国の平壌-バンコク間を結ぶ唯一の直行便の運航が停止になりました。
イルナー通信によりますと、先週 一部の地域のメディアでは、「この便は旅行者の搭乗なしに、パイロットと客室乗務員のみが搭乗していた。バンコク空港に着陸していた。そのために、タイ政府の高官らは困惑を示していた。」と伝えました。
北朝鮮の高麗航空は週に1回、北朝鮮平壌とタイの首都バンコクの間を運航しています。
韓国のヨンハプ通信が情報筋の話として報じたところによりますと、本日のバンコク行きの高麗航空の便はバンコク空港に到着していません。
また、北朝鮮の朝鮮中央通信社の報道では、この路線の運航停止の主な理由は、タイ政府の介入と同国政府が、国連安全保障理事会の制裁決議に同調したことだとされています。
この制裁決議は、北朝鮮が今年の1月6日、新たな核ミサイル実験を実行した直後に行使されています。