バイデン米大統領、移民受け入れ上限を年間6.25万人に引き上げへ
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米での移民
バイデン米大統領が民主党の議員らによる圧力を受け、2021年度の移民受け入れ人数を大幅に引き上げる意向を表明しました。
ロイター通信が3日月曜、米ワシントンから報じたところによりますと、先にバイデン氏は、これに関して前政権が定めた1万5000人で据え置く意向を示していましたが、与党からも批判が相次いだため、急遽方針を転換し、大幅な引き上げを約束した形となりました。
バイデン氏は声明の中で、今回の措置は「トランプ前大統領が設定した歴史的低水準の撤回」と説明するとともに、前政権で1万5000人にまで縮小されていた移民の年間受け入れ人数を大幅に引き上げ、6万2500人までとすることを表明しています。
また、前政権について言及した中で「移民を歓迎し、支援する米国の価値観を反映していなかった」として、その政策を改めて批判しました。
バイデン氏はさらにこの受け入れ枠を12万5000人にまで引き上げることをを目標としており、2022年度での達成を目指すとしています。
バイデン氏は大統領就任後、トランプ前大統領が導入した移民政策の転換から着手し、就任後まもない2月に、今年度(9月30日までの1年)中に受け入れの上限を6万2500人に引き上げる計画を発表。しかし、メキシコとの国境を越境する移民が急増する中、計画を棚上げしていました。
大統領が署名した議会宛てのメモでは、出身地域別の受け入れ枠がアフリカ2万2000人、東アジア6000人、欧州・中央アジア4000人、中南米・カリブ地域5000人、南アジア1万3000人、その他1万2500人で、合計6万2500人となっています。
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