学者らが、チェルノブイリ原発での新たな爆発の発生に関して警告
May 18, 2021 20:15 Asia/Tokyo
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チェルノブイリ原発での新たな爆発
一部の学者らが、ウクライナのチェルノブイリ原発で新たな爆発が発生する可能がある、として警告しました。
アメリカの政治専門紙ザ・ヒルによりますと、一部の学者は、1986年のチェルノブイリ原発事故以来残っている核物質の一連の新たな反応により、原発のある地下室の中に中性子・ニュートロンが溜まっているため、新たに想定外の爆発が起こる可能性があるとしています。
ウクライナ・キエフにある原子力発電所安全問題研究所のMaksim Savelyev氏は、「チェルノブイリ原発の安全性に関する多くの見解は決定的なものではなく、過去の爆発による放射性物質による化学的反応の結果は誰にも分からない。最新の調査ではこれらの反応は、日々加速し、高温になっていることが判明している」と語りました。
1986年4月26日、チェルノブイル原発で大きな爆発が発生し、周辺地域に多量の放射性物資が放出されました。
この原発事故は、世界史上最悪の民間部門の大惨事とされています。
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