ジョージ・フロイドさんの遺族が、事件後1周年を機に大統領と面会
May 26, 2021 17:09 Asia/Tokyo
米ミネソタ州ミネアポリス近郊で白人警官に殺害された黒人男性ジョージ・フロイドさんの遺族らが、事件1周年となる25日火曜、ホワイトハウスでバイデン大統領と面会しました。
CNNによりますと、フロイドさんのおばのアンジェラ・ハレルソンさんはCNNの取材に対し、安堵を感じていると語りました。
また、フロイドさんの娘のジアナさんやジアナさんの母親のロキシー・ワシントンさん、兄弟のフィロニスさんら遺族はワシントンで、バイデン大統領やペロシ下院議長、複数の議員らと面会しています。
フィロニスさんはバイデン大統領やハリス副大統領との面会について「素晴らしい」ものだったと振り返り、バイデン大統領は常に心から話す「誠実な人物」とコメントしました。
フロイドさんの遺族は25日、ミネアポリスで行われる追悼集会に参加する見通しです。
なお、これらに加えて米各地ではフロイドさんを追悼するイベントも開催されています。
テキサス州ダラスでは団結を示す行進と集会が組織され、カリフォルニア州のパシフィック交響楽団は、フロイドさんにささげるコンサートを無料でストリーミング配信することになっています。
また、NAACP全米有色人地位向上協会も同日午前9時29分、警官だったデレク・ショービン被告がフロイドさんの首を9分29秒にわたって押さえつけたことにちなみ、黙祷をささげました。
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