米ミネアポリスで黒人男性殺害受け、情勢不安に
(last modified Mon, 07 Jun 2021 06:01:35 GMT )
6月 07, 2021 15:01 Asia/Tokyo

米ミネソタ州ミネアポリスで新たに黒人男性1人が殺害されたことを受け、同市で再び夜間デモが実施され、警察部隊との衝突が複数件起きました。

NBC系列のデジタルテレビ局「KARE11」によりますと、32歳の黒人米市民ウィンストン・スミスさんは3日木曜、ミネアポリスで警官の銃撃により殺害されました。警察は、スミスさんが現場にいた警官らに向けて発砲したと説明していますが、この主張を裏付ける映像はこれまで提示されていません。

この殺害によって、ミネアポリスでは夜間デモが実施されました。参加した抗議者らは、今回のスミスさん殺害について警察が情報開示するよう求めています。

警察は、このデモの中で暴動や破壊行為が起きたことを明らかにし、必要な場合には同地域の安全維持と沈静化のためにさらなる部隊を派遣すると述べました。

ミネアポリスでは昨年5月25日、白人警察官によって黒人男性ジョージ・フロイドさんが残忍な方法で殺害されています。犯人のデレク・ショーヴィン被告は、フロイドさんの首を膝で押さえつけて窒息死させました。

 

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