露外相、「西側はわが国との誠実な対話の準備ない」
6月 09, 2021 19:06 Asia/Tokyo
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ロシアのラブロフ外相
ロシアのラブロフ外相が9日に出席した会議で、西側の代表者はロシア政府と誠実な対話を行う準備ができてないとの考えを示しました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、ラブロフ外相は、9日に開催された専門家フォーラム「プリマコフ講座」において、「ロシアのみならず多くの国々は、西側諸国の代表者たちが事実に基づく誠実な対話を行う準備ができておらず、可能性大の精神で行動することを好むという事実に直面している。これでは、意見の相違を解決する手段としての対話という考え方そのものに対する信頼性がそこなわれてしまう」と述べました。
さらにラブロフ氏は、ロシアは平和的な変化の継続を積極的に推進するものの、世界の舞台で特権的な地位を確保したいという集団的な西側の願望を無視することはできないと語りました。
また同氏は、米国は中距離核戦力全廃条約のモラトリアムについて欧州で誠実に話し合うことを拒んでおり、ロシアは欧米との現実的な関係に関心があると述べました。
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