カナダのイスラム教徒一家殺害事件の被告が、テロ容疑で訴追
6月 15, 2021 20:57 Asia/Tokyo
カナダで、イスラム教徒の一家4人を故意にトラックでひき殺した20歳の男が第一級殺人罪の他、テロの容疑で訴追されています。
イルナー通信によりますと、カナダの州及び連邦検察官らは14日月曜、今回の殺人罪に問われているナサニエル・ヴォルトマン容疑者に対してテロという罪名で訴追することで合意しました。
カナダ・オンタリオ州南部ロンドン市の警察の声明では、イスラム教徒一家4人の殺害はテロ行為に等しいとされています。
今月6日、ヴォルトマン被告はピックアップトラックで歩道に突っ込み、マデハ・サルマンさん(44)と夫のサルマン・アフザルさん(46)、娘のユムナさん(15)、祖母(74歳)の一家4人をひき殺しました。
なお、この事件で重傷を負ったサルマンさん夫妻の息子(9)は、治療のため病院に搬送され、現在も入院中です。
今回の事件は、2017年カナダ・ケベックシティーのモスクでイスラム教徒6人が殺害されて以来、同国で発生したイスラム教徒攻撃事件の中で最も多くの犠牲者を出したことになります。
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