米紙ニューヨークタイムズが暴露、「カショギ氏殺害犯と米の間に関係あり」
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サウジアラビアの反体制派ジャーナリスト・カショギ氏
アメリカの新聞ニューヨークタイムズが、「サウジアラビアの反体制派ジャーナリスト・カショギ氏殺害の実行犯が、アメリカで武装組織の訓練を受けていた」と報じました。
ニューヨークタイムズは、「この訓練は、サウジアラビアの指導者を防衛能力で保護することを目的に、サーベラスキャピタルマネジメント株式会社系列で米アーカンソー州に本社を置くセキュリティ会社Tier 1によって提供された」と報じています。
アメリカの報道各社は、「エジプトのアッバス・カメル総合諜報局長が米ワシントンを訪問した際、ある法務組織が連邦議会議員の1人に対し、エジプト政府とカショギ氏暗殺チームが協力していたという主張を追跡するよう求めた」としました。
また、ヤフーニュースは21日月曜、「2018年にトルコ・イスタンブールにあるサウジ領事館でカショギ氏を殺害したサウジアラビア当局者は、エジプトから致死力の高い毒薬を受領していた」と報じています。
ヤフーニュースはさらに、この情報がサウジアラビア当局がこの事件の実行犯に対して行った秘密裏の尋問メモから得られたことを認めました。
さらに、「これらのデータは、特にエジプト・カイロ空港内で薬物が彼らに渡されたことから、実行犯と一緒にエジプトの共犯者がしていた可能性を示している」としています。
サウジアラビアの反体制派ジャーナリストだったジャマール・カショギ氏は2018年10月、イスタンブールにあるサウジアラビア領事館に手続きのために入った際、殺害されましたが、その遺体は見つかっていません。
アメリカ国家情報局は、カショギ氏がサウジアラビアのムハンマド皇太子の承認により殺害されたことを裏付ける機密外報告を発表しています。
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