ポーランドのカトリック司祭292人に児童虐待容疑
6月 29, 2021 14:56 Asia/Tokyo
ポーランドのカトリック教会が28日月曜、児童への性的虐待に関する最新の報告において、2018年から2020年にかけて司祭292人に対し、男女の未成年への淫行容疑がかけられていることを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、この報告の公表は、キリスト教カトリック教会の総本山であるローマ教皇庁がポーランド教会司祭の不祥事やその監督者らによる放置について調査している中で行われました。
ローマ教皇庁は最近、ポーランドの各教区を管轄する司教やそれをまとめる大司教の数名に対し、これらの事件を放置していたという理由で懲罰を与え、教会内での宗教行事実施の権利を剥奪しています。
ポーランドのカトリック教会に関する最初の報告では、1990年から2018年の期間について、司祭383人による児童・未成年625人への性的虐待容疑が挙げられていましたが、そのうち42人の名前が今回の最新報告にも記載されていました。
ローマ教皇庁はこの数年間、司祭や関係者などの倫理的腐敗を示す出来事に大きく直面しています。
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