国連諮問機関が、世界の沿海都市の水没危機について警告
6月 29, 2021 18:46 Asia/Tokyo
国連付属の気候関係諮問機関が、気候変動による世界の沿海都市の水没危機について、国連に警告しました。
イルナー通信が29日火曜、報じたところによりますと、この諮問機関は最新の報告において、「インドのムンバイ、インドネシアのジャカルタ、米国のニューヨークやマイアミ、日本の東京、ナイジェリアのラゴス、中国の上海、バングラデュのダッカといった、世界の海沿いにある大都市の多くが、気候変動により水没の危機に瀕している」としました。
また、地中海沿いを中心とした140カ所にある世界遺産も、同様の危機にあるということです。
この報告の一方で、ジャカルタやイタリア・ベネチアなどの都市はすでに海抜ゼロメートル以下になっており、太平洋上の島々も海中に飲み込まれようとしています。
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