原油価格が2009年以来最大の伸び
7月 01, 2021 15:01 Asia/Tokyo
世界の原油価格が2021年上半期で44%から52%上昇し、過去12年間で最大の2009年以来の記録的成長となりました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、上半期でブレント原油は44.2パーセント上昇したほか、WTIは51.5パーセントの上昇となり、第2四半期に限定すると、ブレント原油とWTIはそれぞれ17.5%、24.2%の成長となりました。また、1ヵ月にわたってブレント原油の価格は76ドル、WTIは74ドルを超えており、2018年以来の高値となりました。
4月から6月にかけてトレーダーは、原油の備蓄に加え、コロナウイルスの状況をめぐる不安要素を受けた原油の需要に関する報道を踏まえ、OPECプラスの行動に関心を寄せていました。OPECプラスは市場のバランスを維持するため、会合を重ねてきました。
欧州や米国、中国では経済の指標が上昇したことから、原油の需要も回復すると期待されているます。また、世界各地でワクチン接種が始まったことで移動規制が緩和され、 燃料の需要が伸びると見られています。
一方、米国が対イラン制裁を緩和することで市場により多くの原油が流れ込む可能性が指摘されていますが、イランの核合意を巡る交渉は現在もなお続いています。
加えて、ここ数日間で新型コロナウイルスの新規感染者が増加し、より感染力の高い変異種「デルタ株」が拡大しており、原油の需要にとってリスクとなっています。
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