WHO、「デルタ株はコロナ蔓延の危険な段階を形成」
(last modified Sat, 03 Jul 2021 17:02:01 GMT )
7月 04, 2021 02:02 Asia/Tokyo
  • テドロス・アダノムWHO世界保健機関事務局長
    テドロス・アダノムWHO世界保健機関事務局長

テドロス・アダノムWHO世界保健機関事務局長が、「多くの国で急速に優勢な株になりつつあるデルタ株など、伝染性がより強いコロナウイルスの蔓延が悪化とともに、世界は今や世界的流行の非常に危険な時期にある」と語りました。

イルナー通信が3日土曜、報じたところによりますと、アダノム事務局長は「インドで初めて発見されたデルタ株は、従来株よりも60%伝染性が高く、より多くの突然変異を引き起こすこの種のウイルスの能力は今や世界的流行レベルを危険な段階に到達させている」と語っています。

ヨーロッパでのデルタ株コロナウイルスの感染者数が10週間ぶりに増加に転じるとともに、WHOは今月1日、このデルタ株がヨーロッパで優勢な株になる、として警告していました。

新型コロナウイルスのデルタ変異株は、正式名をB.1.617.2株と呼び、インドで最初に発見された変異型で、従来株よりも伝染性が極めて高いウイルスです。

 

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