米西部で水不足・山火事が深刻化
(last modified Mon, 12 Jul 2021 09:48:09 GMT )
7月 12, 2021 18:48 Asia/Tokyo

アメリカ西部の6つの州では、例年にない干ばつと猛暑に見舞われ、大規模な山火事が発生しています。

米大衆紙「USAトゥデイ」によりますと、例年にない干ばつと猛暑により、全米6つの州で12万1000ヘクタールの土地が焼けました。

さらに、米西部の水源のひとつが水不足となり、状況をさらに困難なものにしています。

この報道によりますと、山火事はオレゴン州だけでも約5万7000ヘクタールを焼き、一部の電柱も焼失したことで、州内への4000メガワットの送電ができなくなったということです。

また、ロサンゼルス・タイムズ紙も、猛暑と日照によりネバダ州とアリゾナ州にまたがるミード湖や、コロラド川の水が干上がっており、過去85年間で最も水位が低くなっているということです。

カリフォルニア州は2020年、過去最悪の山火事に見舞われ、165万ヘクタール以上の土地が焼けました。これは2018年に同州で起きた山火事の2倍にあたります。

2020年には全米でわずか5件の山火事が起きただけですが、カリフォルニア州では史上例のないものとなりました。

 

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