在オーストリア米大使館職員に原因不明の体調不良広がる
(last modified Sat, 17 Jul 2021 11:09:59 GMT )
7月 17, 2021 20:09 Asia/Tokyo
  • 在オーストリア米大使館
    在オーストリア米大使館

アメリカ政府高官は、オーストリア・ウィーン駐在の同国外交官の間で原因不明の病気のような症状が広がっていることについて、バイデン政権が調査していることを明かしました。

AP通信によりますと、米政府高官らは16日金曜、「ウィーン駐在の米外交官や職員らの間で数多くの原因不明の症状が広がっていることが最近報告され、バイデン政権がこれについて調査している」と語りました。

高官らの話では、一部の症状は、2016年から2017年にかけて在キューバ大使館に勤務していた米外交官や諜報員によって初めて報告された症状と似ているということです。当時の症状の原因については、いまだ確実なことはわかっていません。

また、国務省や国防総省、中央情報局(CIA)などの省庁に属する医療チームが、20件以上の新たなケースについて調査しているということです。

一部では、脳への症状をはじめとするこれらの原因不明な症状は、電波や電磁波を使った武器による攻撃の結果によるもの考えられています。

これらの症状は、最初のケースが2016年にキューバの在ハバナ米大使館で確認されたことから、「ハバナ症候群」と命名されています。

 

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