ジカウイルスがシンガポールに上陸

シンガポール保健省及び国家環境庁が、同国で初めてのジカウイルス感染者が出たことを明らかにしました。

イルナー通信によりますと、シンガポール保健省及び国家環境庁は14日土曜共同声明を発表し、南米で最も多くの感染者が報告されたジカウイルスに、同国で初めての感染例が確認されたことをしたことを認め、この感染者が、43歳の男性で3月27日から5月7日まで、ブラジルのサンパウロに滞在していたことを明らかにしました。

この報告によりますと、このシンガポール市民は、シンガポールに入国した3日後に急激な発熱と痒みにより、病院に入院しました。

昨日の検査では、この患者がジカ熱に感染していることが明らかになりました。赤道付近の地域であるシンガポールに生息する蚊に刺されたことから、ジカウイルスを媒介する可能性があり、この患者は、感染症センターで検疫を受けています。