中国で大学入試でのカンニングに対し、最高で懲役7年の刑を設定
May 14, 2016 21:07 Asia/Tokyo
中国が同国の大学入試試験史上初めて、カンニング行為を処罰対象とすると、発表しました。
中国の統一大学入学試験監査員らが制定した、同入試試験の規定によりますと、今後中国の統一大学入学試験において、カンニングなどの不正をする者は、最高で7年の懲役刑に服することとなります。
通称《高考》と呼ばれる、中国最大の国立大学入試試験では、毎年900万人の志願者が受験し、この試験の競争率が激しい為に、受験者の中には、カンニングをしても合格したいという者も増えています。
こうした中この数年、中国では大学の敷地内や近辺で、偽造の大学証明書が行商人に売り捌かれることは、日常茶飯事となっています。
中国の人々は、大学入試試験を青春時代の最大の試練と認識し、仮に合格しないと、良い職業に就けないばかりか、将来の生活も大きな圧迫を受けるであろうと考えています。
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