世界市場で、原油が再び値上がり
(last modified Wed, 25 Aug 2021 08:06:17 GMT )
8月 25, 2021 17:06 Asia/Tokyo

メキシコの石油プラットフォーム・石油掘削施設の火災により、原油1バレルの価格が約3%上昇しました。

ロイター通信によりますと、メキシコの石油掘削施設での火災、そして米ファイザー社製コロナワクチンの最終的な認可により、世界市場での原油価格は3%上昇しています。

これにより、ヨーロッパ産主要銘柄の北海ブレントは3.4%上昇して1バレル71.5ドルになりました。

また、アメリカ産軽油ウェストテキサス・インターミディエイトは2.9%上昇して、1バレル67.54ドルで取引されています。

こうした中、石油価格はここ数週間で約7.6%下落しており、過去9か月で最大の下落幅を記録しています。

今月22日のメキシコでの石油掘削プラットフォームでの火災も、同国の石油生産と世界市場への供給を25%減少させ、またそれは24日火曜の取引での原油の値上がりに大きく関与しています。

メキシコでのこの事故で、同プラットフォームの作業員5人が命を落としました。

このプラットフォームは、1日あたり約42万1,000バレルの産油量を誇っていました。

しかし、アナリストらの話によりますと、米国の石油情報データセンターが25日水曜、同国内の石油埋蔵量が増加していると発表した場合、この増加は今後数日で逆の流れに転じる可能性があるということです。

 

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