元米軍大佐「イランはイスラエル壊滅能力を持つ」

元米軍大佐がイランのミサイル能力に言及し、イスラエルは6月の戦争でイランの軍事力にショックを受けたと述べました。

【ParsToday国際】元米軍大佐のローレンス・ウィルカーソン氏は、イランのミサイル攻撃はイスラエルを大いに驚かせたと語りました。イランは6月の戦争で自国製のミサイルでイスラエルを攻撃し、THAADやパトリオットを含むいかなる防空システムもこれらのミサイルを迎撃できなかったと報じられています。ウィルカーソン氏は「イランはイスラエルを麻痺させうるミサイルを保有している。もしイランが12日間の戦争の間に自制しなかったならば、イスラエルの被害ははるかに大きくなっていただろう」と述べました。

ウィルカーソン氏はさらに、イランはイスラエルを地図上から消し去ることが可能であり、もし衝突が起これば米国の艦船もイランのミサイルの射程に入るだろうと指摘しました。

同氏はまた、12日間の戦争でイスラエルがイランに敗れたと語り、「イスラエルは事の重大さを理解したため、12日間の戦争は非常に早く終わった。彼らは打ちのめされ、手足を封じられた」と述べました。

また、8年間に及んだイラン・イラク戦争などを挙げ、「イランは消耗戦や市街戦において高い能力を持っており、将来の戦争が発生した場合、必要に応じてそのような段階に入ることができる」と述べました。

そして、「ネタニヤフ首相は、米国をイランとの戦争に巻き込むことでしか自分の目的を達成できないことを完全に理解しているだろう。さもなければ、イランはイスラエルを徹底的に破壊し、地上から抹消することができる」と述べました。

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